衝撃だったBloomfieldの59's Lespaul

Mike Bloomfieldを初めて聴いたのは恥ずかしながら43歳頃だろう。プログレとジャズにのめりこんでいた私には最も遠いアメリカのBluesギタリストだ。ふとしたことから、かのsuper Sessionを耳にした。その時の衝撃は忘れられない。なんてきれいなギターの音、歌っていると感じた。白人ブルースギタリストの頂点とまで言われている、Mike Bloomfieldその人の名演中の名演だった。彼のギターは本当に凄い、きれい、歌っている!!

しかし、彼の名演はさほど数が多くない(と私は思う)。原因はドラッグらしい。亡くなるころはかなりジャンキー状態だったらしい。まるでJacoPastoriasではないか・・・天才とはそういうものなのだろうか?彼の演奏で素晴らしいのはSuper Sessionを筆頭に Paul Butterfield Blues Band時代のBob Dylanとの共演やJanis Joplinのバックで散発的に聴ける。1970年代に入ってからは精彩を欠いている様に思う。KGBにしてもAmericanBandにしてもギタリストBloomfieldの本領は発揮できていないと思う。Janis JoplinのKozmic Bluesの何曲かを弾いているらしいが、レーベルの都合で正しくクレジットされていないらしい。One  good manは明らかにBloomfieldだが、Maybe あたりもBloomfieldではないかと思うのだがいかがだろうか? Bob DylanのLike a rolling stoneなどと手癖が似ている様に感じている(違っていたらゴメン)。Bloomfieldは演奏していないと思われるが(一説では演奏している)Paul Butterfield+Janis Joplinといえば One Night Standが素晴らしい!! 知名度は低いようだがJanisの代表曲だと思う、漂う哀愁が何とも・・・Maybeに通じるものがある。

下の写真ではテレキャスだが、彼の機材といえば有名なクラック入り59's レスポールとフェンダーのアンプ。59'sレスポールを弾かせたら、彼とPeter Greenの右に出るものはいないだろう。かのClaptonがBloomfieldの演奏を聴いて衝撃を受けたというのだから・・・Duan Allmanにもショックを受けたらしいが・・・ライブでは凄かったのだろう。残念ながら、彼の映像は極端に少ないのが残念だ。




SUPERYAHIKOPAGE

progressive rock / blues / jazz king crimson / yes / genesis / peter gabriel peter green / mike bloomfiled / tom waits / joe cocker Audio/Norah Jones/Diana Krall

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