MULE VARIATIONSが届いた
Mule Variations が届いた、1990年代のTomWaitsはあまり聴かなかったのだけど、もう少し聴いてみようとCDをAmazonで購入。上のジャケットと下の裏ジャケットどちらも渋い。なんか演劇的なというか映画的ななかなかのジャケット。中身はというと、相変わらずのTomWaitsの世界だけど、うーーん、衝撃がない。各曲の出来は素晴らしいんだけど、80年代の作品の方がノリがあり、躍動感があった。一言でいうと割と平坦な作品。普通にBluesやファンクにした方が受けは良かったかもしれないけど、そこはTomWaits!!世界観が違う。不思議な世界だ、メロディーなんかは本当にきれいである意味聴きやすいんだけど、ダークで、時にアレンジが前衛で、時にセピア色の映像を見ているような雰囲気。でもしっかりBluesしていて、Americanな世界。嫌いでないです、この世界。でもやっぱり物足りない。躍動感が足りない。ちなみにBig in Japanは随分皮肉な詩だ。
【Mule Variations】
01. Big In Japan
02. Lowside Of The Road
03. Hold On
04. Get Behind The Mule
05. House Where Nobody Lives
06. Cold Water
07. Pony
08. What's He Building?
09. Black Market Baby
10. Eyeball Kid
11. Picture In A Frame
12. Chocolate Jesus
13. Georgia Lee
14. Filipino Box Spring Hog
15. Take It With Me
16. Come On Up To The House
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