Silje Nergaard
最近、Silje Nergaardというノルウェーのミュージシャンの作品を聴いた。本当に偶然だが、ハイレゾ音源の購入サイトで見かけた曲名が「Mercy Street」だったので、PeterGabrielのカバーなのかと思い、レビュー再生してみた。声が少し個性的だが、私は非常にきれいな声だと思う。歌も上手い、リラックスして聴ける。
作品一覧を見ていると「Japanese Blue」という曲がある。日本びいきかと思い、本人の英語のコメントを見るとそういうわけではなさそう。「日本の青色」をとても美しいと感じた為に作った曲のようだ。日本の青色とは?と言う疑問が湧いた。
早速CDを購入、曲を聴いてみた。おそらく「藍」なのではと想像する。東京2020の市松模様のあの色ではないかと・・・個人の感想で勝手な想像です。
曲は(レビュー再生で確認した限りでは)CDによっては完全にポップスだったり、ジャズだったり、ややブルースぽかったりしている。ノラ・ジョーンズのようなジャンル分けが難しいミュージシャンなのだろう。ジャコ・パストリアスやジョン・スコフィールド、パット・メセニーなどと共演しているようなので、ジャズ・フュージョンの人なのだろうが・・・。デビュー当時は明らかにジャズ、その後、ポップス路線といった感じ。
2020年にデビュー30年を迎えたとあるから、ベテランと言って良いでしょう、それに、私と年齢も近いかもしれない。
凄いのは「彼女の音楽的キャリアは、16歳のときに、モルデ国際ジャズフェスティバルのジャコパストリアスバンドとの即席のジャムセッションでステージに上がったとき」とサイトで紹介されている。
私の購入したCDは「Japanese Blue」と「Hamar Railway Station」というアルバムと2枚セットになっていて、ほぼ一枚分の値段。どちらもポップスでジャズ色はあまり感じない。ルイ・アームストロングで有名な「What a Wonderful World」もジャジーなポップス感覚。「Mercy Street」以外にクィーンの「Love of My Life」もカバーしている。
あまりにポップスなので、初期作品を購入してみようと初期作品の5枚セットを先程ポチった。到着が楽しみである。
興味のある方は以下のサイトで情報を得られます。日本では知名度が低いようですが、ヨーロッパではそれなりに知られているようです。レビュー再生した限りでは、初期のジャズ作品のほうが私の好みのような気がしています。少し聴き込んでみよう・・・。
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