サン=ジョルジュ:6つの協奏曲的四重奏曲

またまた、初めて聴いた作曲家の作品でお気に入りが出来てしまった。
サン=ジョルジュ:6つの協奏曲的四重奏曲 という作品。

HIRESのFLAC 96Khz/24bit音源で購入。(たまたまプライスオフしていた)

作曲家の説明:(レコード解説より)
カリブ海のフランス領、グアドループ島出身のサン=ジョルジュ。アフリカ系の母親の血を引いたため褐色の肌色を持った彼は、偏見にも負けず、優れた剣士、運動選手、ヴァイオリンの名手、そして作曲家として18世紀後半のフランスで大活躍しました。このアルバムに収録された一連の弦楽四重奏曲は、各奏者に腕前を競わせるのではなく、アンサンブルとしての音色の妙を追求し、豊かな抒情性も備えた聴きごたえのあるもので、当時のフランスで未だ黎明期にあったこのジャンルに一石を投じました。

メロディーを聴くというより、アンサンブルの響きを楽しむと言った感じです。
演奏の良し悪しは良くわからないのですが、響きが美しく心地よいです。
アラベラ弦楽四重奏団というアメリカの演奏家集団の演奏だそうです。

技巧派の人はあまり演奏しなそうな曲調ですが、諏訪内晶子さんのヴァイオリンで是非とも聴いてみたい。なぜかというと、彼女の良さを引き出しながら、弱い点も上手く克服して聞かせてくれそうな気がするからですが・・・生意気言ってすみません。
彼女の最新作バッハの無伴奏については賛否両論あるみたいですが、私はあまり好きでないかも知れない。録音はもう少し低音の響きが欲しいところですが・・・彼女の演奏は全くの無伴奏なソロでしっとりと聞かせるタイプではない様な気がする。時に歯切れがよく、時に力強く激しい曲調のアンサンブルやオーケストラとの共演の方が好きですね。
そこであえて四重奏とかでサン=ジョルジュ!! 新しい魅力が引き出せそうな気がする。

SUPERYAHIKOPAGE

progressive rock / blues / jazz king crimson / yes / genesis / peter gabriel peter green / mike bloomfiled / tom waits / joe cocker Audio/Norah Jones/Diana Krall

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